栄養療法(オーソモレキュラー療法)

 

香川県では初めての、オーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)に基づいたサプリメント療法をおこなっています。

 
血液検査でその人の栄養状態を詳細に把握し、データに基づいて適切に栄養バランスを改善していくことで、様々な症状・疾患を改善させる治療法です。不定愁訴、うつなどの精神疾患、人間ドックや健康診断で「異常なし」にもかかわらず体調が思わしくない・・・そのような症状の多くに栄養の不足・バランスの乱れが関係しています。症状を抑えるだけで原因が取り除けなかったような症状でも、改善が見られるケースが多くあります。
 
 

栄養療法(オーソモレキュラー療法)とは?

栄養療法はオーソモレキュラー栄養療法(分子整合栄養医学)に基づいた療法です。栄養素の不足やバランスの乱れが、細胞環境が悪化し、病気や不調をもたらすという考えのもとに治療を行っています。西洋医学的な疾患による治療ではなく、個別のアプローチによって細胞が元気になることで、改善をもたらすことを目標としています。
 

適応疾患

 

 

 

  
 
 
 

本当に健康であるということは

朝目覚めると気分が良く、食事が美味しい。身体に気になる症状はなく、多少の無理はひと晩眠ることで解消する。楽しいことを楽しいと感じ、美しいものに感動するー」本当の健康とは、こんな状態のことではないでしょうか?私たちの身体は、最適な栄養素の補給によって本当に健康な状態へ改善させるパワーを持っているのです。


 

薬の治療との違いは?

現代医療の主役である薬は、多くの病気の治療や撲滅に効果を上げてきました。しかし、薬には「何となく調子が悪いことを改善したい」、「もっと優れた健康状態にしたい」ということを期待することはできません。また、常に副作用の心配が伴い、自然界に存在しない物質であるため人間にとって異物であるということの危険性を考慮しなくてはなりません。栄養医療は、薬による治療と異なり、身体に優しい反応によって病気や症状を改善させたり、より良い健康状態を導く、古くて新しい治療法なのです。
 

普通のサプリメント療法とは違うのですか?

サプリメントへの関心が高まり、医療機関でサプリメントを扱うことが増えてきました、一般的には、“○○症状には××サプリメント”といった使われ方をしています。当院のオーソモレキュラー療法(栄養療法)では、全てひとりひとりの状態に応じたテーラーメードサプリメントを用いています。症状別にサプリメントを選ぶ治療法とは、根本的に異なる方法なのです。また、サプリメントの効果を血液検査によって評価するため、選択された栄養素がしっかりと効果を上げているのかどうかを科学的に評価することができます。

 
 

すべては血液検査からはじまります

 
 
オーソモレキュラー療法(栄養療法)は、詳細な血液検査からはじまります。血液検査データは、身体の中の様子、それも栄養状態を最も明快に、かつ、客観的に指し示す指標だからです。

肥満/ダイエット

 栄養アプローチによる効果的なダイエットにより、高血圧・糖尿病・高脂血症などが改善しました。それぞれの病気に処方されていたお薬も不要になり、疲れやすさなどの病状も改善しました。
 
(37歳/男性) 

検査項目

初回

9ヶ月栄

体重

126

99

血圧

185/115

145/85

中性脂肪

674

70

γGTP

85

25

HbA1c

6.4

4.6

 

この期間の栄養素

ビタミンB群 / ビタミンC / ビタミンE / 不飽和脂肪酸 / タンパク質など

自律神経失調症/不定愁訴

 
めまいや頭痛などの不定愁訴は、その原因に栄養障害が関係することが多くあります。詳細な血液検査データに基づき、不足している栄養素をしっかり補給することにより、様々な症状が改善しお肌の調子もよくなりました。
 
(18歳 女性)

検査項目

初回

9ヶ月栄

体重

126

99

血圧

185/115

145/85

中性脂肪

674

70

γGTP

85

25

HbA1c

6.4

4.6

 

この期間の栄養素

ヘム鉄 / ビタミンB群 / ナイアシン / タンパク質 / 亜鉛など

アトピー性皮膚炎/皮膚のトラブル

 
めまいや頭痛などの不定愁訴は、その原因に栄養障害が関係することが多くあります。詳細な血液検査データに基づき、不足している栄養素をしっかり補給することにより、様々な症状が改善しお肌の調子もよくなりました。
 
(26歳 女性 / 母親)

検査項目

初回

9ヶ月栄

フェリチン

31.3

35.8

GOT

13

18

GPT

9

18

T-Cho

118

135

亜鉛

54

85

 

この期間の栄養素

ヘム鉄 / 亜鉛 / ビタミンA / ビタミンC / タンパク質など

母親の栄養状態を改善した結果、母親のみならず、母乳から摂取した栄養で赤ちゃんの皮膚状態までもがよくなりました。

 
 

 特徴 


 
 

 
オーソモレキュラー療法(栄養療法)は、詳細な血液検査からはじまります。血液検査データは、身体の中の様子、それも栄養状態を最も明快にかつ、客観的に指し示す指標だからです。その血液検査データを、栄養医学(”分子整合栄養医学“)の方法論とこれまで蓄積してきた統計的臨床データに基づき、患者様に必要な栄養素とその量を医師自らが解析し、レポートします。
 

血液検査の解釈例

検査項目

検査値

従来の判断

栄養医学的判断

GOT

21

肝機能正常

ビタミンB欠乏

GPT

11

肝機能正常

ビタミンB欠乏

ALP

87

肝機能正常

亜鉛欠乏

尿素窒素

11.2

腎機能正常

アミノ酸欠乏

クレアチニン

0.49

腎機能正常

アミノ酸欠乏

フェリチン

6

(測定しない)

鉄欠乏

 

当院のオーソモレキュラー療法(栄養療法)で使用するサプリメントは、専用に開発・製造されたメディカルサプリメントを使用します。
 

当院がお勧めするサプリメントについて

 

  • 医療機関でのみ用いられている実績のある信頼のサプリメントです。
  • 高純度・高濃度・高品質な原材料を使用しています。
  • GMP(医薬品製造基準)準拠のもと徹底した生産管理を行っています。
 
 
栄養療法について、治療の実際や改善例などが詳しく紹介されています。ご参考ください。
 

 
 

治療の流れ(費用


 
 

現在のお悩みや症状を把握するための事前チェックリストへのご記入や、血液・尿の検査を行って頂きます。
 

検査データに基づき解析された結果のご説明をいたします。
 

検査結果に応じ、あなたに最適なサプリメントの処方や、食事療法などで治療を開始します。
 

 

  • 血液検査(約60項目):

 

  • 栄養解析レポート:

 

  • 5時間糖負荷試験:

 

  • サプリメント(1ヶ月):

 
(予算に合わせて調整いたします)
 
※保健での検査や治療も行っています。
 
 

 
 

バイオロジカル検査


 
 

バイオロジカル検査とは?

自閉症、PDD(広汎性発達障害)、慢性疲労症候群、アレルギー疾患、消化器系障害や自己免疫等の様々な疾患の効果的な治療法を定めるためのツールとなる検査です。

 
全身状態を知るために80項目以上の血液検査を行い、分子整合医学的に栄養素の不足、消化機能、代謝の状態を解析します。
 
 
栄養解析血液検査代 :  

 
レポート料 :  

 
 
 
水銀、鉛、ヒ素などの有害重金属は、多くの不調の原因となり、体内のミネラルバランスが乱れやすくなります。毛髪検査では、曝露した有害重金属、有害重金属の排泄能力、ミネラルのバランスをみます。
 
 
毛髪重金属ミネラル検査代:  

 
レポート料 :  

 
 
 
尿から検出される74の代謝副産物から腸内環境、ミトコンドリア機能、神経伝達物質レベル、消化吸収障害などの胃腸機能、栄養状態、解毒能をみます。
 
 
尿有機酸検査代 :  

 
レポート料 :  

 
尿有機酸検査+尿アミノ酸検査 93,500円→74,600円に割引
 
尿から40種類のアミノ酸を分析し、体内のアミノ酸の不足やアミノ酸の過剰排泄、神経学的症状をみます。
 
 
尿アミノ酸検査代 :  

 
レポート料 :  

 
尿有機酸検査+尿アミノ酸検査 93,500円→74,600円に割引
 
尿から有害重金属とミネラルレベルをみます。
 
 
尿重金属ミネラル検査代:  

 
レポート料 :  

 
 
 
キレート剤を使って尿にどれくらい重金属が排泄されるか、ミネラルの状態をみます。体内に蓄積されている重金属濃度はキレート剤を使った負荷試験で反映されやすいです。
 
 
尿誘発重金属ミネラル検査 代:  
 
キレート剤  

 
レポート料 :  

 
 
 
一般的なアレルギー検査は即時型アレルギーでIgEという抗体が関係します。IgGという抗体が関係する遅発型アレルギーは数時間から数日後に症状が出るためその食材が原因とはわかりにくいことが多いです。
 
IgG抗体を測定することで、IgG抗体が検出される食品が多いほど、腸のリーキガット症候群である可能性が高いです。リーキーガット症候群では、腸粘膜に炎症がおこり未消化物などが大きな分子のままは吸収されてしまいます。このことで食物に対するIgG抗体が産生されて遅発型アレルギーを起こしていると考えられています。
 
 
IgG食物アレルギー検査代:  
 
 
 
 
リーキーガット症候群の有無をみます。
 
 
 
ゾヌリン検査代:  
 
 
 
腸粘膜で異常増殖したカンジダは、腸粘膜に炎症をおこしリーキガット症候群をおこします。またカンジダの毒素は全身に炎症をおこします。カンジダ抗体を検査することで、全身への影響をみます。
 
 
 
カンジタ抗体検査代:  
 
 
 
小麦に含まれるグルテンへの抗体をみます。
 
 
 
セリアック抗体検査代:  
 
 
 
 
副腎疲労では、唾液中のコルチゾールの分泌パターンが乱れてきます。
 
 
 
唾液コルチゾールのみ 1日4回(朝、正午、夕、眠前)  
 
 
唾液コルチゾール + DHEA  
 
 
 
日常生活を送っているだけで、加工食品、薬品、殺虫剤、環境汚染など、様々な有害化学物質に曝されています。環境汚染物質の暴露とともに多くの症状との関連が考えらえます。とくにフタル酸エステルは、もっとも一般的な有害化学物質で、プラスチック容器を温めた際に溶け出します。
 
 
 
環境汚染物質検査代: 
 
 
 
 
グリホサートは、世界で最も広く使われている除草剤で700以上の異なる製品に使われており、農業用から家庭用の除草剤まで広く使われています。グリホサートが使用された遺伝子組み換えのトウモロコシや大豆の使用の増加とともに健康障害が増えています。
 
 
 
グリホサート検査代: 
 
 
 
 
 
腸内フローラの乱れから腸の炎症がおこり、リーキーガット症候群となり本来なら吸収されることのないグルテン、カゼイン、毒素が吸収され血液脳関門を通過し、脳に霧がかかったようなbrain fogや学習障害を引き起こすことがあります。この検査では腸内フローラの状態、酵母菌、寄生虫、消化吸収能力、炎症、免疫、短鎖脂肪酸を調べ消化菅の健康状態をみます。
 
 
 
広範囲大便総合検査代: 
 
 
レポート料 

 
 

 
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